社会国語(国語科)
広く社会の現象に興味をもち、自分の考えを整理・表現できるようになることを目標に授業を実施します。社会常識としての国語に関する問題演習をはじめ、進路実現に向けたワークシート演習、小論文・作文演習、スピーチ・面接演習等も行います。
社会数学(数学科)
就職試験で出題されるような数学の問題を活用し、基本的な問題に対応できるような数学基礎力を養成します。講義による基本事項の学習とともに、生徒どうしで教えあったり、説明しあったりしながら学びます。
グローバルスタディーズ(外国語科)
授業は基本的にオールイングリッシュで行います。少人数の授業で、聞く・読む・話す・書くということばの4技能を使いながら、総合的に英語を学びます。クラスメートやALT(英語ネイティブの、外国から招聘した先生)との積極的なコミュニケーションにより、4技能を高めます。
韓国語・中国語(外国語科)
アジアの玄関口・福岡にあって、身近な外国である韓国・中国の方との簡単なコミュニケーションが取れる力を身につけます。文字の読み書き(発音)、簡単な挨拶、日常の基本会話ができるようになることを目指します。
簿記・財務会計Ⅰ(商業科)
商業系の学科がある高校で開設されることが多い専門科目です。事務系の就職希望者や大学の経済・商・経営学部、ビジネス関係専門学校への進学希望者を対象とし、ビジネス実務の習得に必要な基礎知識から学びます。簿記実務検定試験1~3級の受験を考えている生徒は必須の講座です。
スポーツⅠ・Ⅱ(体育科)
体育系学科がある高校で開設されることが多い専門科目です。スポーツの推進及び発展について理解するとともに、必要な技能を身につけます。運動部活動とも連携しながら、フィジカルトレーニング法を含め競技力の向上を図ります。
器楽・鑑賞研究(芸術科)
芸術系学科がある高校で開設されることが多い専門科目です。器楽では管楽器の演奏法の習得とともに、どのように表現したいのか(するべきなのか)、楽譜の読み込みと合奏者どうしの対話を重視します。鑑賞研究では、さまざまな音楽作品について、作品研究を行いつつ、音楽文化がどのように発展していったのかを学習します。
工芸Ⅰ・Ⅱ(芸術科)
工芸制作について学びます。自然物などのマテリアルの中に創造的価値を見いだし、形や色彩、素材、光など、材料の特性を生かした表現や制作を行います。制作方法を創意工夫し、個性豊かで創造的に表現できる知識や技能を身につけます。
素描(芸術科)
芸術系学科がある高校で開設されることが多い専門科目です。美術系大学等への進学を考えている生徒にお勧めの講座です。造形活動の基礎的な技法であるデッサンについて学び、対象の捉え方や描画方法について理解を深め、造形感覚や表現する能力を高めます。
ファッション造形基礎・フードデザイン(家庭科)
家政系の学科がある高校で開設されることが多い専門科目です。ファッション造形基礎では、被服の構成、被服材料の種類や特徴、被服製作などについて体系的・系統的に理解しつつ、その技術を身につけることを目標にしています。フードデザインでは、栄養・食品・献立・調理・テーブルコーディネートなどについて体系的かつ系統的に理解し、調理技術を身につけることを目標にしています。
データベース・コンテンツの制作と発信(情報科)
情報系の学科がある高校で開設されることが多い専門科目です。データベースでは、リレーショナルデータベースソフトの基本的な操作について技能を身につけるとともに、データベース管理の手法について必要な学習をします。コンテンツの制作と発信では、ペイント系・ドロー系の画像編集ソフトウエアの基本操作と活用法を実習します。
環境センシング技術(環境情報科)
身近な自然環境を対象に、主体的に課題を設定し観察・実験・調査などを行うことを通して、科学的に探究するための基礎知識や技能を身につけます。調査のための校外活動や、施設見学などもあります。
フットパス研究(学校設定教科)
地域の歴史や地理に理解を深めながら、フットパス(地域のありのままの姿を楽しむ遊歩活動)のコースについて考えます。今、町おこしのコンテンツの一つとして注目されているフットパスの取組をとおして、地域課題の探求や地域活性化についてみんなで考えます。
これらの講座のほか、大学への進学のために必要な学力を身につけることを目標とする応用講座や、義務教育段階の学習についての学び直しも行う基礎講座など、各科目の学習目標を達成するためのさまざまな工夫を凝らしたバリエーション豊かな講座が準備されています。